ロシェフォールのような

 

毎朝　爽やかなお天気にうっかり梅雨が来ることを忘れてしまいそうなこの頃。

自転車で湖岸を走るのが籠りがちな制作のストレス解消！！

小さなヨットハーバーの陸に上がった舟。

この陽射し、古いフランス映画「ロシェフォールの恋人たち」を思わせる。

この映画は　恋、夢、歌、踊り...の楽しくて美しいことだけに徹した作品。

カトリーヌ　ドヌーブ、ジョージ　チャキリス、ジーン　ケリー、そしてこの映画の撮影の後、交通事故で亡くなったドヌーブの姉　フランソワーズ　ドルレアック。

祭りの後のような切なさが　観終ったあとに残るこの映画。

人生の美しい時間を愛しく感じる作品。

 

砂浜が続く入り江の公園。

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水辺の風景

橋の下のトンネルの向こうに見える湖を見る。切り取られた風景

 

 

夕暮れに淡いピンクの花が揺れていた。桃色の蝶のように。

 

 

 



サンクチュアリ

 

 

先週、たまたま足首をくじいたので　湖岸のランニングはお休み。
代わりに自転車で　ズンズン走ってみた。
夕暮れの近江大橋の草津側を通ると　突然　さまざまな鳥の鳴き声が。
さえずる可愛い声、野太い音階でいうバスのような声、水辺を羽ばたく羽音。
そこは誰も立ち入ることの出来ない　湿地帯、まさにサンクチュアリ。

数年前、ここには水はなかった。
背の高い草が揺れ、大きな樹木とそれが作る影が面白くて画材を持って
夏の終わり、橋の上からスケッチした。
いつの間にか水が一杯の鳥の楽園になっていたとは知らなかったなぁ。
また一つ　好きな場所が増えた。