2018年12月31日月曜日

2018年 今年も有難うございました。来年1月の教室案内

あと数時間で2019年・・・今年も沢山の方々にお世話になりましたことを感謝し、皆さまのご多幸をお祈りもうしあげます。
2018年は地震や台風に見舞われた年でしたね。
彫金教室を開講させていただいてるアトリエ箱庭さんのビルも被災して、
大変な時期がありましたが、そこは箱庭さん、美しく壁も塗りなおし、
アンティークの机も雨漏りでダメになってしまったので、新たに二台、DIYで作り、以前にも増して居心地よく美しい室内になりました。
本当に強い人はピンチをチャンスにできるんだな~~と感心しきり。

私は今年は作品をじっくり見直す時間が多く、試作を重ねてきました。
身に着けて美しく、外しても絵になるような、そんなジュエリーを
来年もコツコツと作っていきます。

来年1月の教室は四週目の26日、27日スタートです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2018年12月6日木曜日

12月の彫金教室

2018年もラスト1月!一年が速すぎます・・・(-_-;)
12月の彫金教室は 1日、15日、16日 を予定しております。
見学も随時できますので、ご興味のある方はぜひお越しください。

2018年11月8日木曜日

11月の彫金教室

9月の台風で屋根が飛び、アトリエ箱庭さんが入る豊島ビルはかなりの損傷を受けましたが、無事に屋根も直り、壁も元どうり美しく塗られ、落ち着きを取り戻しました。
11月は3,17,18日と彫金教室を開講します。
あの暑かった夏の日々が嘘のように、静かで涼やかな川辺の部屋が戻ってきました。
陽も落ちるのが早くなり、コツコツと手仕事をするのに最適な季節が到来です。
見学も随時できますので、ご興味のある方はぜひお越しください。

13時~18時
北浜30番出入り口5分 豊島ビル301号室
アトリエ箱庭 にて。

2018年9月14日金曜日

9月の彫金教室、変更のおしらせ。

先日の台風は25年ぶりの大型で各地に被害がでました。
被災された方々にお見舞い申し上げます。

アトリエ箱庭さんの入る豊島ビルも屋根が破損し、ただいま工事待ちの状態です。
15日、16日 と予定しておりました彫金教室ですが、修繕のため休講となりました。

10月には直る見込みですが、各地での被害が大きく工務店も手一杯の状況ですので
確定はしておりません。
また、情報があがりましたらお伝えしていきたいと思います。


2018年8月31日金曜日

9月の彫金教室

今年は酷暑とそして台風の多い、ハードな夏でした。
やっと明日から9月、秋の到来を心待ちにして、彫金教室も進めていきたいと思います。
秋冬の重ね着が恋しい、お洒落が恋しい、と感じる夏でした。

今月は9月の第一土曜日 1日と
第三土日の 15,16日を予定しております。

見学も随時できますので、ご興味のある方はぜひお越しください。

:アトリエ箱庭
  北浜駅30番出口すぐ。豊島ビル 301号室
 
  13時~18時

2018年8月3日金曜日

8月の彫金教室

今年の夏の暑さは特別ですね。これから毎年、こんな感じなのでしょうか・・

8月の彫金教室は第一週は夏休みとさせていただきます。

3週目の18日、19日は開講する予定です。
そのころには 太陽も少し威力が弱ってきて、
私の大好きな晩夏の気配なはず。

良い夏をお過ごしくださいますように。

2018年6月24日日曜日

気配(けはい)という魔法

本棚が満杯になったので整理することにした。
読まない本は手放し、あるいは二段積みにし、とにかくスペースを作る。

古い雑誌・・・2007年の頃の関西の情報誌。
懐かしさに胸の奥がじんわりする。
たった11年前だけれども、街の様子はすっかり変わった。

2006の冬、初めて神戸・栄町に足を踏み入れた。
私が欲しかった世界、もしかして今の人生とは違うパラレルワールドがあるとしたら
そこがこの街で暮らす自分だったのではないかと思った。

掌の上に乗る居心地の良さ、といったらいいのだろうか。
京都の湿度の高い影の濃いアンティークではない、湘南の明るいアメリカ的なシャビーなアンティークでもなく、神戸独特の解放感と明るさ、そして異国との交流で培われた多国籍なセンスを反映したクラッシックで瀟洒なテイスト。
それぞれのカラーがあるオーナーショップでありながら、ひとつのムードがその街には漂っていた。

それから11年、「ali」という最高に素敵なお店にBOCCAのジュエリーが並んでいるのは
2006年にこの街を訪れた私には想像のつかない未来だった。

しかし、良い・悪いという意味ではなく、街の空気は変わっていく。
街も人も、そして人が作り出す物も空間も生きているのだ。

11年前の神戸特集、今は閉じた店もある。ページから立ち昇るあの当時の気配。
ある空気感に向かって、野心に満ちたオーナーたちが創り出した世界。
それは気配(けはい)としか表現できない魅力。
今は今の気配があり、2007年の数年間とは違う。それはたとえ古いものであっても、どのようにスポットを当てるのかという移り行くものの宿命みたいなものだと思う。

気配はあらゆるものを包む魔法のようなものだと思う。
オーラのある人、というのは気配を纏ったひと。
新鮮と感じる内装もそれこそ2年のスパンで変わっていく。
定番の居心地の良さ、と言えるものもどこかに今に合わせた気配がある。そうでなければ、古いウィンドウの寂れたマネキンになってしまう。
エルメスのカレも50'Sの有名な柄に今の気配を落とし込んだ色使いやアレンジで見事に新鮮な一枚に仕上げている。
古典的な技法で焼き上げた鉄さび色の陶器も、フォルムが今の気配だし、逆にフォルムが古典的な場合は素材や技法は新しく今の気配。
気配という掴みどころのないもの、それを見事に捕まえたら心に残り、そして
人が集まったり所有欲が湧く。

気配はいたずらなティンカーベルの魔法の粉なのだろうか。
それとも、私たちの中に潜む、新鮮なものを求める気持ちが創り出す
魔法であり幻想なのだろうか。

たとえ一時期の魔法であっても、濃厚な気配を一度纏ったものは時を経ても
その魔法は解けない。それがページの隙間からだとしても。

                


             














7月の彫金教室。土日開催とお知らせ

7月の彫金教室は
7日(土)/  8日 (日)
21日 (土)/ 22日 (日)

を予定しております。


ご希望日をアトリエ箱庭さんにお知らせください。
教室の定員は6名になっております。ご希望に沿えない場合もあり、申し訳ありません。アトリエ箱庭さんがお返事をしてくださるので、その中で可能な日を調整していただくことになります。
お手数をおかけしますが、宜しくお願いいたします。
 
アトリエ箱庭 HP ⇒ http://www.haconiwa-k.com
       メールアドレス⇒ haconiwa_k@yahoo.co.jp

2018年5月4日金曜日

5月の彫金教室~土日開講のおしらせ~

この春、アトリエ箱庭さんでの彫金教室は5年目に入りました。
生徒さんの作品一つひとつに私の思い出も重なって、気が付けば4年の時を積み重ねていました。
お蔭様で生徒さんの数も増え、月二回の土曜日開催では収まらない状態になってきました。
つきましては、前回より土曜日、日曜日の二日連続開講を試験的に始めました。
まだ確定ではないのですが、きちんと一人ひとりとディスカッションしながら制作を進め、落ち着いた雰囲気の中で作品と向き合って頂きたくて、教室の定員を5,6名にして
二日間に分けることにする方向で調整しております。

5月は5日・6日と19日・20日の予定をしております。
また、詳細が決まりましたら、こちらとアトリエ箱庭さんのHP、Twitterにてお知らせいたします。
どうぞよろしくお願いいたします。

2018年4月3日火曜日

形を集める・・東への旅

画家がスケッチをするように、私は形を集めます。
石 小枝 貝 箱 金属片 羽毛 種子・・・人工物も自然物も分け隔てなく美しい形を偏愛しています。
もちろん、お金を払って手に入れるものもあり、抗えないものに出会った時は
嬉しくそして苦しい・・・(身の丈に合わないもので魅惑的ならば)
選ぶこと、探すこと、私にとってこれほどワクワクと幸せな時間はない、と言い切ってよいほどです。勿論それらの形からインスパイアされて制作する時間も楽しいですが、むしろ格闘に近く、手放しでウホホ~~とはなりません。

さて、長い冬でした。
雪もよく降り、水道管は凍りつき、インフルエンザとノロウイルスが蔓延しました。
おまけに家には受験生がおり、家族で病気になれない緊張感が漲ってました。
(そして、来年もその緊張感は続く、というオマケつき)
春・・・私の頭の中には「ビーチコーミングをするのだ」という思いで一杯。
たおやかで美しい絵を描く画家の望月麻里さんの展覧会に伺うこと、湘南の海で戯れること、その二つを叶えに東へと向かいました。

たかが2泊の旅には大きすぎるトランクだけれども、湘南でのビーチコーミングで何を拾うか分からないという・・期待してのサイズ。
そしてスニーカーでは銀座の麻里さんの展覧会にはそぐわない、と低いパンプスも忍ばせて。
逗子の駅では、そのトランクがコインロッカーに入らず、鎌倉駅に戻り、しかも鎌倉ではロッカーが満杯でアウト。何とかレンタサイクルで荷物預けたり、トンビに一口食べただけの梅干し握りを取られる、というアクシデントはあったものの無事に海へ!
              



4月の彫金教室

今年は気候に恵まれて桜が一気に満開、そして雨風に散ることもなく長く楽しめました。
アトリエ箱庭さんの窓からも毎年、川辺に咲く桜を見られるのですが、あいにく第五土曜日のある三月で見逃してしまいました。
四月は通常どうり第一、第三土曜日の7日、21日を予定しております。
見学も随時できますので、お気軽にお越しください。














2018年2月28日水曜日

3月の彫金教室

陽射しが明るくなり 春めいてまいりました。
3月の彫金教室は通常どうり第一、第三土曜日に開催いたします。
(3日、17日)
見学も随時できますので、どうぞお気軽にアトリエ箱庭までお越しください。

オリンピックも終わりました。
平昌まであと★★日・・というカウントダウンを目にしてきて、とうとうその日が来る。
力を尽くして、結果がでる・・・
この様なイベントは、時間の流れを嫌が上にも意識します。
人生は流れゆく時とともに、2度と戻りはしないなどと
妙にセンチメンタルにもなる瞬間です(^-^;
私はフィギュアスケートのファンなので、選手たちの長い道のりを思うと感慨ひとしおですが、宇野昌磨選手は「試合の大小に関わらず100%を出し切るから、五輪だからといって特別な緊張はない」(意訳)という言葉に強さと厳しさを感じました。「これって、逆に言えばどんな試合でも五輪並みに緊張する・・ってことやん・・・」
要領よく大切な所だけ結果を出す、という小器用なことはせず、愚直に頑張り続けることこそ、大きな器の選手になれるんだろうな、と改めて思いました。
また羽生結弦選手の「芸術性は完璧な技術の上に成り立つ」という言葉にも深く同感です。技術を磨くというのは、その人の可能性を大きく拡げること。
美術・音楽・スポーツ・演劇・舞踊・・・・といった明らかな才能分野だけでなく
学校の勉強も基礎学力をつけることで、可能性の幅が変わります。
基礎の大切さを、若いアスリートが美しい演技と共に伝えてくれるのは
彼等よりもっと若い世代の心に残るのではないか・・と思います。

でも、幾つになっても技術は磨けます。祭りの後のさびしさを感じながらも、毎日コツコツと制作に励みますよ~。


2018年2月2日金曜日

2月の彫金教室

この冬は寒いと予想されていましたが、見事に的中。
毎晩、天気予報をチェックして気温が氷点下にならないか確認しています。
先週、うっかり給湯器の配管を凍結させてしまい、不自由な思いをしてしまったので、
確認が欠かせません!

さて、二月の彫金教室ですが
通常どうり 第一、第三土曜日を予定しております。
ご興味のある方は、13時~18時まで、北浜30番EXすぐのアトリエ箱庭さん
に見学も随時できますので、ぜひお越しください。