2017年10月31日火曜日

Mostora di BOCCA ~フォルムを愉しむジュエリー展 閉会御礼

 Mostora di "BOCCA" フォルムを愉しむジュエリー 展が閉会いたしました。
DMを置いてくださったお店の方々、会期前からTwitterで拡散・♥をしてくださった方々、
お忙しい中ご来廊くださった方々、偶然お越し下さりご観覧くださった方々・・沢山のご厚意に囲まれて、良い展覧会になりましたことを厚く御礼申し上げます。

私は様々なタイプのジュエリーを制作しますが、今回は主にフォルムに特徴のある品を揃えました。
旅先で見た教会のファザードや庭に繁る草や木からデザインしたものは、いわば具象的なスケッチ要素か強い作品でその対象物についての愛を存分に語らせていただきました。
もっと感覚的な抽象的なデザインのものは、触り心地、着け心地なども踏まえ、やはり熱く語らせていただきました。
BOCCAの作品について、語ることのできる機会はやはり展覧会だけなので、貴重なお時間を割いていただき、感謝の気持ちで一杯です。
また、お越しくださった方同士が初対面でも楽しく語らっていただけたのには、本当に有難く幸せなことでした。
そのような皆さまのお力を頂戴し、励まされ、次回の展覧会に向け、心が動き出しました。


会場となった Mole & Hosoi CoffeesさんがオーナーのMole Galleryは
その空間自体が心躍るものでした。
Mole & Hosoi Coffeesさんの扉は金庫室の鉄製扉で、その隣の通路のようなギャラリーにも
壁の上の方に金庫扉があります。
この仕組みは一体何なのか、色々と謎めいた空間でした。
ちょうど「生きた建築ミュージアムフェスティバル」という大阪の建物をめぐる祭りが開催中だったので、建築ファンも見に来られました。
台風に見舞われた3日目、人懐こい笑顔の年配の男性がギャラリーを覗かれました。
その方は、芝川ビルにも出入りしていたお茶屋さんで、丁稚時代、よくこのビルにお茶を届けられたそうで、色々と当時の様子をお聞きすることができました。
地階はオーナーの芝川さんがお住まいで、よく御寮さん(関西の商家の奥さん)にお届けした、この通路とこの扉は繋がっていた・・など古い時代のお話を伺うことができました。私としては、ジュエリーの展覧会だけでなく、そのような出会いも心楽しい3日間でした。

この展覧会で出会ったBOCCAのジュエリーが 皆さまの毎日に末永く寄り添い、楽しんでいただけたら幸いです。
ありがとうございました。



 










0 件のコメント:

コメントを投稿