2019年9月18日水曜日

「ファニーフェイス・ジュエリー」展示作品のご案内*BOCCAのアイコンジュエリー

「ファニーフェイス・ジュエリー」
 9月23日~29日 12時~19時(最終日は17時)
 同時代ギャラリー/gallery shop collage
    京都市中京区三条通御幸町角 1928ビル 2階






ジュエリーにはいろんな意味があります。
結婚指輪や親から譲り受けた宝飾品などは、約束や身分を表わす存在。
お悔みの気持ち、喜びの気持ち、それをジュエリーで表すこともできます。
洋服に合わせて着けるジュエリーもあれば、
ジュエリーのために一着の服を選ぶ時もある。

BOCCAが作る1684年の結婚誓約書を封じ込めたペンダントと
ルネサンス絵画の人物を立体におこしたバロック真珠のペンダント。
どちらも現代ジュエリーでありながらも、気配としてはクラッシック。
このジュエリーを身に着ける時、どのような意味を
見出されておられるのでしょう。
ある人は「このペンダントをしていたら今日の私は大丈夫」
というおまじないのような存在に、
またある人は愛する妻への贈り物として選んで頂きました。

私は珊瑚・古文書・水晶・真珠・貴石という幼い頃より
美しいと思う品をSilverで留め、ジュエリーという身に着けるオブジェとして
融合できる喜びに溢れながら制作しています。
そこには、意味はなく、
ただ美しいものを創り出せるという静かな興奮が存在しているように感じます。

出来上がったペンダントは、私にとっては
母と行く旅路に寄り添い、友人の出版記念を一緒に祝い、
家族や私個人の愉しみの中で色んな意味を纏っていく、そんな存在です。

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