2017年6月4日日曜日

7億円問題

京都駅の地下にいつも人が絶えない宝くじ売り場がある。
そこはとても当選率の高い売り場らしく、私も何回か購入している。
結果は・・・・(-"-)であるが、「ここで買った誰かが当たっているんだよね」と思うたびに
懲りずに購入している。

さて、今回は前後賞合わせて7億円である。
どのように使うか、誰に分けるか、利子を運用してもっと増やしてから使うか・・・
考え出すと7億はなかなかスケール感があって楽しい。夢だって1億より七倍の大きさだ。

さて、この話を先日の彫金教室のお茶の時間に振ってみた。
「仕事を辞めて、自給自足の生活にはいりますね~。野菜とか沢山作って、トラクターとかにのって」
「住む家があればいいです~。北浜に今建てているマンションが欲しくて!」
「誰か運営してくれる人を探して、劇場と稽古場がある気軽に演劇を見れるスペースを作る」
「今、売りに出ているヴォーリズ建築をそれをちゃんと直せる職人さんごと雇ってそれを貸し出す」
「動物愛護団体を作るかな」

皆、それぞれに納得する回答。
今のライフスタイルや考え方を発展させた使い道である。

さて、私はどうしよう。
緑豊かな庭のある平屋に、20畳くらいのアトリエがあってローラーや火まわりや地金を伸ばす機械
など充分な工具が揃っていて、一日使って500円くらいの施設にする。結局、彫金を身近に楽しめないのは道具立てが大変なのだ。
そして私のアトリエは同じくらいの広さだけど、天井まである小さな引き出しがびっしりある棚があって、そこを開けると金・銀の地金、石も種類別にびっしりと収められている・・なんて言うと
「先生、7億なんてあっという間に無くなりますよ!」と言われちゃった。
ほんと、そうかも・・・・


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