2012年12月23日日曜日

王道を超える天才

全日本のフィギュアスケート、また凄いものを見せてもらった。高橋大輔の滑りは神がかり的だったなぁ・・・今季のフリーのプログラムはあまりに重々しい音楽でなんかしっくりその世界に入れなかったのだけども、今日の高橋君は曲の持つドラマ性の全てを昇華して 見ている者に訴える力があった。羽生君もいいんだけど、高橋大輔は別格すぎる。
前のシーズンのブルースでのプログラムは何度見ても感動した。全ての仕草と仕草をつなぐ空気にまでキラキラ光る美の粉がまき散らされていた。脱力の美というものを 競技スケートというスポーツで初めて見た気がする。
今季の「道化師」は王道を行く感じで少し物足りなく感じていたのだけども、今日の演技は私の中の王道という概念を易々と超え、高橋大輔の世界に持って行かれた嬉しい驚きだった。
しかし、フィギュアスケートって不思議なスポーツだよね。花投げていいスポーツって他にあるかな。どうせ投げるなら、カッコよく花を投げたい。賽銭箱にお金入れるみたいに投げるのはどうかと。 
                    二人ともキャラが良すぎ。マンガみたい。
                 
 

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